プレイバイクのススメ (MTB ハードテイル)
今日は、どこでも楽しめるプレイバイクの紹介です。
現在のMTBの主流は27.5インチ&29インチ(プラスサイズも含む)のフルサスです。
確かに、路面の凸凹もいなしやすく安定性も高いので、より安全に悪路での走行も可能になっています。
まさにMTBの正常進化と言ってよいでしょう。
その一方で、高性能なバイクに乗せられて操縦技術も未熟なまま高速域での走行している方も多く見られます。
もちろん、バイクの性能でカバーできている範疇であればよいのですが、調子に乗って限界を超えると大きな痛手を負うことにもなるでしょう。
普段フルサスにしか乗っていない方は、ハードテイルや26インチのバイクに乗ってみると、バイクの性能に助けられていることが良くわかります。
もっとトレイルをダイレクトに感じたいとか、バイクコントロールをしっかり身につけたいといった方には、セカンドバイクとしてもプレイバイクをお勧めします。
バイクのバランスポイントが狭く、コントロールも繊細さが必要になるため、低速でも楽しめますし、腕を磨けば、27.5インチや29インチでもさらに余裕を持って乗ることが出来るようになります。
さて、プレイバイクとは・・・
今から十数年前には、プレイバイクも盛り上がっていて、大手メーカーからも安価な完成車が多く販売されていましたが、現在はフレーム売りで、パーツは自分で買いそろえるか、手持ちのモノを流用するといったものが大半になります。(これはこれで楽しいのですが)
プレイバイクの定義 としては、ダートジャンプバイク、スラバイ(スラロームバイク)、ストリートバイク(ストリートトライアルも含む)等、コンパクトでバイクの反応が良く、トリック系やダート走行の練習、遊び用バイクといったところでしょうか。
現在、完成車としては、GT LA BOMBA や、SCOTT VOLTAGE、MONGOOSE FIREBALL といったところが比較的入手しやすいかと思います。
ただ現在は、この手のバイクにしては良いパーツが付いているため、価格も上がってきて、10万円前後と言うのがネック。
MONGOOSEは元々比較的低価格モデルだったのですが、今回2020年モデルで FIREBALL MOTO というモデルをラインナップに加えて販売開始しました。
税込¥57,240(完成車) と、このバイクはかなりコストパフォーマンスが高くお勧めです。
正直、パーツグレードは低いのですが、その分強度重視のリムの採用やフォークのアクスルがクイックではなくボルト締めだったりと、壊れにくいパーツチョイスとなっていることに好感が持てます。
正直、この価格だと、フレームを買ったらパーツが付いてきたといっても良いくらいなので、まず、バイクを乗り倒して、壊れた所からパーツ交換の際、グレードアップしていくのがベターかと思います。
最初から上級パーツが付いた FIREBALL DJ や デイレイラー付きの 通常の FIREBALL もありますし、前述のGT LA BOMBA や、SCOTT VOLTAGEあるので、予算に余裕があればそういった選択もアリだと思います。
ショートトラックやパンプトラック等では、むしろフルサスよりこちらの方が速く楽しいくらいですよ。
そんな楽しいプレイバイク、テクニックを磨く相棒に ぜひいかがですか?!(*´ω`*)
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